する、り

・ビールはキリン派。なのに、米倉涼子がアサヒのビールのCMに出ているもんだから、つい、アサヒのビールを買ってしまった。これで明日の朝には米倉涼子になっているはず!!!!!

・大した理由ではないが、先週から自分のお家へ帰り、一人で寝る生活をしている。それからというものの、寝るのが極端に下手くそになった。眠れなかったり寝過ぎたり。眠れない眠れないとベッドでうだうだして、あっという間に数時間経過する。ぶ厚いカーテンを開けると、もう朝がすぐそこにいる。「おはよう。ほら、ご飯だよ。たくさん食べてお腹いっぱいになるのじゃ」眩しくて嫌だなと思いながらも、窓際の植物たちに太陽の光を吸わせる。「アァ、もう朝か」…って、これ昨日もやったよな、なんて思いながら、寝る。なんだか慣れてしまったな。よくないね。

・永遠に側にいることはできないとわかりつつも人間は、孤独のまま終わる人生に悲観し、愛しあえる人と出会って一人死ぬ。それは本当に一人だと言えるだろうか?

・クソほど化粧がうまく行った日に限って、誰も捕まらないで、一人飲みなのでつらい。というとなんか可哀想な感じだが、アクセサリー作りとテレビ番組およびドラマに夢中で、24時スタートだったから、誰もが捕まるはずないだろ、ってツッコミが来そうな自業自得なやつ。面接まであと少し、こうして毎日過ごすのかなぁ。採用されればいいけど、その先が不安でたまらない。

・狂ってしまうほど酔いたいのに、酔っ払ってもすぐ冷めてしまうようになった。開かない瞼を見つめていると、ますます冷めていく。何かに終わりを告げるみたいに部屋を出たら、月まで曇ってしまっている。やめてくれ。誰に同調してほしいなんて無い。何も届かない。そんな気持ちにさせるのは、やめてくれ。だって、あまりにも遠い。

・ぬー宅で眠れてしまう不思議について考える。翌日仕事でもそうでなくても、どちらかが先に熟睡しているということはあまりない。横になって、首の下にするすると腕を差し込んで、うなじを掴む。ついでに短い髪を確認するように撫でる。背中をさする。ぬーちゃんの、ロシア製の鼻が鎖骨の下に刺さる。ワシが背を向けてしまったら、掛け布団の上から長い腕が落ちてくる。ぼすん、と小さい音を立てて体に乗っかる。そうでなければ、腕や手を伝って、指を捕まえられる。「ラッコさん」と小さい声が聞こえたと思ったら、すでに寝息が聞こえる。何度も一緒に寝ているはずなのにこれしか思い出せない。そんな情報持っていても、一人じゃ、何も実践できない。手を握り返してくれるぬいぐるみがあったら、なんて、想像するとちょっと怖いね。

・愛されていなくたって仕方ないさ。この役目は、ワシでなくてもいい。誰かの代わりなんだ。知っている。ワシにできることは、愛の言葉をしきりに呟くことではない。その存在を肯定し、成長と決断を見守るのみ。