お前のそれ、美味しいやつだな?

・努力しても結局元の自分に戻ってしまうのは、努力の方向性がどうの、というより、目標がはっきりしていないからだ。なんて馬鹿馬鹿しい。

・2週間ぶりの自室。こんなに暗くて憂鬱な部屋だっただろうか。いるだけで楽しくなる、そんな部屋を目指したはずなのに。額縁に敷き詰めた、私の愛していたはずの人や家族とはもう長く会っていない。気がする。失くすと手放すは、こんなにも違う。形や物であったほうがいくらか楽だ、と思う。写真も物であるはずなのに、なぜか。

・バスで1時間かけて行った病院は、嫌な臭いのする、疲れる場所だった。同じように疲れるのであれば、お金を吸い取られずに済む労働のほうがずっといい。

・誰かに必要とされる時間が欲しい。心がトゲだらけになる前に。タピオカのように「タピタピ」とか、変なあだ名付けられても、誰かに愛されていると感じたい。

・酒で不安は流されたりはしないと知りながらも不安さえわからなくなるくらいバカになって仕舞えば、きっと楽になれると信じていたが、結構お金がかかるばかりなので、カミソリや薬のほうがいくらか安く済んでいいな、と思う今日この頃。

無印良品にて、300円くらいで、オレンジ色の耳栓が売っているのだけど、日常音をめちゃくちゃ遮ってくれて良いので、非日常を求める人、音が気になる人にオススメ。

・好きなもの嫌いなもの、いいこと悪いこと、必要なもの必要なこと、人それぞれ基準があり、みんな違う。だからね、これは特別なことではないんだけど、恋愛における「好き」ってなんなのかわからなくなる。好きに恋も愛もなく、「彼氏より友達」も「友達よりも旦那」もなんとなく納得できるのに。

・計算するまでもなく、月に100枚を超える写真や動画を保存している。どれもバカみたいで美しい思い出。バカみたいだから美しい思い出。なのに、いつもいつもその終焉、自分の期限を考えて、どうしようもなくなる。離れたら離れたで、恋しくて嫌になるし、そばにいたらそばにいたで、近すぎて小さなことで凹んだりして。ほんとにどうしようない。良い私も悪い私も好きになってくれたってだけ、それだけに感謝している。