ただ拗ねているだけ

・泣いたり笑ったりメンヘラは忙しい。自分を肯定するため、否定するために。そうだとしても、流石に連日に渡って目が腫れるのはつらい。瞼重たくて仕方ない。ぱっちり二重になるのはいいけど、ガチャピンデビューとかやだよワシは。

・高校生の冬から精神疾患を患い、病歴がとうとう年齢の半分に達するまでになった。今まで診断された病名は3つか4つ。うつ病でも無ければ統合失調症でもない、要するに心身症というやつで、ストレスに対する対処法や考え方、環境の問題さえ解決されれば治る。そう信じて生きてきたのに、3ヶ月前にうつ病なのだと。いきなり言われたって、誤診だとしか。いやそれはワシの願望か。もう一つ抱えて生きるなんて嫌だっていう類の。誰かもらってくれねーかな。石油王とか(石油王あてにしすぎ)

・そんなやつ、まともに雇いたくないだろうから、秘密にしたまま、どこかへ勤めるのかと思うと目眩がする。仕事決まる前に死んでしまいてぇ。ちゃんと終電の電車を選ぶから。んなこと言いつつ、仕事決まったら決まったで、手も気も抜かず、馬鹿みたいに突っ走るから、疲れてまた死になくなるのな。こんな連鎖にも飽きたわ。

・蓋をしていたままの悲しみがその重みで少しずつ溢れてきている。少しずつがいずれ膨大になる。自分じゃ抑えられなくなってしまう。酷いことなんて何もなくても、君は酷いやつだと罵ってしまいたくなる。もしくは、別れたくないのに別れよう、とか。その前にどうにか。そう、涙でも血でも流れていいから、自分の体が傷付いても構わないから、誰か蓋をしてほしい。もう開いてしまわないように。どんだけ他力本願なんだ。

・「大丈夫だよ」って言われたい。心配しなくても不安がらなくても、無理して笑わなくても、人の気持ちを試したりしなくても、大丈夫だよ。と。欲を言えばついでに抱きしめられたい。一人で占領できるベッドは確かに広くて自由だけど、ぬーちゃんの代わりに、不安と虚しさが横たわっているんじゃあ、窮屈どころかしんどい。

・ワシの愛が伝わらないのは、少ないからでも狂ってるからでもなく、自分自身すら愛せていないから。なのに身勝手だから。わかっているのに打開の道へ進む、その方法がわからない。迷宮入りのダンジョンか樹海みたいな。もう帰れなくなってもいいから、入ってみないと。大切なもの、失うくらいなら、出られなくなったってきっと後悔しないよね。

・ごめんっていうのが下手くそすぎて周りを不幸にするくらいなら、死んだほうがいいってこと。そういう、こと。

破裂しそうな喜びと悲しみとインドカレー

・布団から抜け出した後の、体のだるさが何時間も取れないでいる。メリハリのない生活というのは、体も心もメリハリがなくなる。死にたくなる時の、腕を切っている時の、生きているか死んでいるのかわからなくなる、あの感覚と似ている。いや、感覚すらよくわからない。普通の生活というのがどんなものか忘れる前に仕事を見つけないと、人間なのかどうかも怪しく感じてしまいそうだ。カエルや熊などの冬眠する動物たちも、冬眠を終えた後はこんな感じなのだろうか。

・不安と葛藤と悲しみと涙と、珍しく怒りも。とにかく色んなものがあふれるだけの夜が終わった。不条理、不服。それで片付けば楽だな、とまで感じざるを得ないほどの消化しにくい気持ち。誰にも反論できない。否定できない。したって意味がない。「離さないでね」と囁いて「離さないよ」と返ってきたのだから、安心すればよいのに、ワシの頭は「離したほうが、きっといい。楽になれる。」で一杯になってしまう。悲しみを収集するのが上手すぎる。感情を爆発させるときだってそうだ。それが分からない相手には、ただ怒りに任せてキレているように見えるだけ。だが、その根源のほとんどは怒りではない。先のことを想像しすぎた故の悲しみなのだ。悲しみや不安に対してもっと鈍感であれば、こんな馬鹿みたいな特技が無ければ、もっと生きるのも楽だった。かもしれない。

・夜が明けても解決しないものは、そこらへんに転がったまま。いやな朝だなぁ、たまにはカーテン開けてみようか。あ、バイクがない。そうか、ぬーちゃん、バイクで出勤しちゃったのか。っていうかお隣さんの洗濯物…なんて大きいブラジャー…なんてデカパイ。。。なんて思っていたらあっという間に16時。風呂入って一杯やらないと(エロジジイ・85)

・実のところ、酒なんかより、サンドイッチという存在を愛している。レタスやトマト、あとハムか茹でたエビ、鶏肉のなんか、こう、冷たいやつが入っているもの(温かい鶏肉入ってるサンドイッチなんてあるか???)、卵のペーストのようなものやツナだけ、なんていうのは選ばない。カツサンドも買ったことがない。

・好きな具材がどういうものであれ、昼間はお店で売っている、サンドイッチの完成品を買って食べる(未完成のサンドイッチ売ってるとこ見たことないわ)。今日は冷たい鶏肉が入ったものだった。特別美味しいものではないと知っていたが、他にてりやきチキンサンドしかなかったのでしぶしぶ買って帰った。レタスがたくさん入ったサンドイッチは人気が落ちたのだろうか。いつか、あれだけを20個くらい食べたりしたかった(もう自分で作ってしまえ)

・サンドイッチへの愛はもちろんだが、ハンバーガーやホットドッグも大好きだ。友達止まりだけど。ピクルスは愛人(サンドイッチの立場ー!)

・近くの焼き鳥屋さんを覗くと、ぬーちゃんの好きな軟骨の串があったので、2本だけ買って持ち帰った。ワシの好きなもつ焼きも、たくさん山積みされていたが、今日は我慢した。「んー、んまい。食べたら?だって、口の端がゆ歪んでるもん、本当は自分も食べたいんでしょ?」口の端が歪んでいるのはね、その軟骨が食べたいのではない。本当はね。でも、これも今日は我慢することにする。

・何フェチですか?っていう質問を、こちら→ カニパテの質問箱です | Peing -質問箱-で受け取り、迷うことなく、体毛およびヒゲと答えたのだけど、もう一つ。小学生の頃からジャージが好きなのだったのをふと思い出した。春だから(?)。ジャージ…いいよね。あの襟が立ったやつ。あのジッパー。成人してからというものの、見かけることが本当減ってしまって忘れていたけど、エロい。エロいわ。。ジャージブーム来ないかな。誰か流行らせてくれないかな。一年中眺めていたい。ハァハァ(美術室から校庭を眺めるだけのエロ教師・女・35)

・カレーとナンでお腹を膨らませて帰って、「ぬーちゃん、まつげに何か付いてる。目閉じて」「ん、何付いてた?」「ぬーちゃんの卵」「卵wwwwぬーちゃんの卵てwww俺の目どーしたwwww」みたいな下らないやり取りをしていたら、あっという間に24時。まだ大丈夫。下らないことで声を出して笑いあえるうちは。「たかられているようにしか見えないよ」「別れた方がいいよ」と言われても、その悪質極まりないらしい恋人に、酔った勢いで「さようなら」なんて言われても、変わらずワシのことを愛してくれる彼の強い気持ちがあれば。全く先の見えない未来に不安を抱くより、より良い未来のために、と手を取ってくれるのなら、真っ白な絶望の光も、黄色くて暖かい光に変わる。

・そんなわけでカレーブーム到来(×2)。我々が通っているカレー屋さんは、店員さんも愛想が良いし美味しいし喫煙できるし次はこれ食べたいな!と思えるメニューが必ずあるし、コスパもすげぇ!で言うことは何もないのだけれど、立地条件故か、人気が少なく寂しげなので、落ち着くという利点より、いずれ閉店したらどうしよう!という不安がつきまとう。というわけでカレー屋さん再生計画。チーム総勢2名(ぬーちゃんとワシ)。予算¥10,000-/週。なんじゃこりゃ。心細すぎる。これじゃ神輿すら担げない。どうしよう。閉店されたら困る。いずれやるはずのパテ組合の会合ができなくなってしまう。こうなりゃ、石油王を呼ぶしかない。連絡先知らんけど。でも石油王はたまにしか来られないから、仕事決まるまで毎日ランチに通うか(その金どこから出てくるんじゃ)

・そういえば、ぬーちゃんの誕生日にスニーカーをプレゼントしたが、靴箱に入ったまま見かけなくなり、ンだよ、履けよ、似合うのに!と言うか否か迷っていたところ、何も言わないうちに、自分が履きやすいように靴紐を変えて「おぉ、これは良い!着脱が楽になった!」なんて言っていて。しかも片方ずつ、靴紐も通し終えるたびに、ふんふんと鼻を鳴らし、履いては脱いでを繰り返していて、なんだか嬉しくなった。あのスニーカーが、彼の手(細かいことを言えば足だけど。足以外に想像しにくいけど。)で、汚れてぼろぼろになって、それでも活躍するところを、いつか見たい。

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春の嵐

・勢いでブログを作ってみた。お馬鹿さんなので難しい文章は書けない。ので、ひたすら箇条書きにしようと思う。小学生の絵日記だと思って読んでね。

・久々に一人でカラオケに行ってきた。2時間で650円。ちょっと良いラーメンより安い。ソフトクリーム食べ放題付き…ソフトクリーム大好きなんじゃ!これは良い。ちょっと良いラーメンも良い。

・ただ、お祭りのかき氷に付いていそうな、先がスプーンのような形になったプラスチックのストロー(なんて名称なんだ?)で、唇を切ってしまった。ソフトクリームをいくら食べても血の味がするので、途中でオレンジジュースばかり飲んで過ごした。今頃、オレンジジュースのストック切れているかもしれない。

・平日夕方に現れる、オレンジジュースが切れると店員を呼び出し、補充されるまで無言でじっと待っている、オレンジジュースおばさん。そんなあだ名が付いていたら、悪くないと思う。さっさとオレンジジュースを補充するんじゃ!ワシはオレンジジュースしか飲まんのじゃ!(←オレンジジュース催促クレームおばさん、略してOSCO!かっこ悪い!)

・仕事を辞めて一週間。負担も胃痛もなくなった。不安だけが以前の3倍、それ以上になったが、傷付く為に労働するような、そんな生活から離れられたのは良かった。後悔していない。お金を稼ぐために傷付くことが必要でも、あの場所には戻りたくない。傷付く傷付かないは人それぞれだから比較できないけど。

・労働ではなく仕事がしたいのだ。これは誰に言っても分かってもらえないのだけど、頑張っても結果が見えない仕事が嫌だと言えば多少は伝わる。そんなに仕事を選べるほど能力のあるニンゲンではないとしても、10時間座ってばかりで、ただぼんやりしているだけの仕事とか、したいと思う?そういうこと。

・ぬーちゃんと暮らし始めて数ヶ月経ち、ここ最近は自宅で過ごしている。テレビって楽しい、冷蔵庫ってすごいな、電子レンジ便利だな、と毎日感嘆している。あとフライパンは炒めたりお湯を沸かしてパスタを茹でたりできるので、やかんより優秀だ。蓋とセットで5つくらい欲しい。

・それらの地味な感動が目的なのではなく、ただ単に冷戦中なので、気まずくて、ぬー宅に帰れていないだけなのだけど。

・先日もそうするつもりでいたのに、なんだか無性に愛でたくなって、一瞬だけぬー宅へ戻った。頭を撫でて頬を寄せて、でも嬉しそうでも悲しそうでもなく、物騒なものを抱えた時に見せるあの目を見たら、やっぱり独りで生きていかなければならないような気がして、自宅へ戻った。

・「会いたい」は、わがままなのだ。「一緒にいたい」も同じく。

・破滅へ向かうワシをどこまでも追いかけてくる。そんなところが好きだったな、などと思った。一方のワシはワシで、追い詰められた殺人犯のように、何もかも諦めたように力なく笑うのも好きだった。

・大体、口にさきいか、片手にビールを握っているのも好きだった。間違いないよ。目の前にあったら食べちゃうわよ。さきいかじゃなくて焼きイカだったら、もっと捗ってたわ。コンビニ各社は焼きイカを販売すべき。

・自分が死ぬときはこうでありたいと、今でも思う。逃げるつもりもなければ、逃げられないと知っている。死からも好きなものからも思い出からも。ただ力なく静かに笑って受け入れたい。

・そんなに大きなものでも難しいものでもないはずなのに、苦しんでしまうのは、ワシが求めているのものがどうしようもなく細かくて、元の大きさより膨張してしまうからなのだ。不安も虚しさも嬉しさも全て。だからこんなに落下する速度が早いのだと思う。もう追いつけないよ。誰か止めてくれ。って、誰に頼むつもりだ?

・「春の嵐」。いつか風が強い日にそう聞いた。今度ブログ作ることがあったら、タイトルでもなんでも使おうかな、と呟いた。「えっ、、」と固まった。きっと彼はもうそんなこと忘れてしまっていると思うから、今使っても何も言われることもないだろう。覚えていても何も言わないだろう。

・もし覚えていたら、ワシが嵐なのだと教えてあげたい。ひたすら周りを傷付けて、自分まで傷付いて、自分で自分さえも止められない嵐なんだと。どこかの海に不時着したら、いずれ消えてしまう。消える前に、ただ穏やかな風になって鳥や雲や木々と花と遊びたいって願ってただけの、本当に小さい嵐なんだって。