春の嵐

・勢いでブログを作ってみた。お馬鹿さんなので難しい文章は書けない。ので、ひたすら箇条書きにしようと思う。小学生の絵日記だと思って読んでね。

・久々に一人でカラオケに行ってきた。2時間で650円。ちょっと良いラーメンより安い。ソフトクリーム食べ放題付き…ソフトクリーム大好きなんじゃ!これは良い。ちょっと良いラーメンも良い。

・ただ、お祭りのかき氷に付いていそうな、先がスプーンのような形になったプラスチックのストロー(なんて名称なんだ?)で、唇を切ってしまった。ソフトクリームをいくら食べても血の味がするので、途中でオレンジジュースばかり飲んで過ごした。今頃、オレンジジュースのストック切れているかもしれない。

・平日夕方に現れる、オレンジジュースが切れると店員を呼び出し、補充されるまで無言でじっと待っている、オレンジジュースおばさん。そんなあだ名が付いていたら、悪くないと思う。さっさとオレンジジュースを補充するんじゃ!ワシはオレンジジュースしか飲まんのじゃ!(←オレンジジュース催促クレームおばさん、略してOSCO!かっこ悪い!)

・仕事を辞めて一週間。負担も胃痛もなくなった。不安だけが以前の3倍、それ以上になったが、傷付く為に労働するような、そんな生活から離れられたのは良かった。後悔していない。お金を稼ぐために傷付くことが必要でも、あの場所には戻りたくない。傷付く傷付かないは人それぞれだから比較できないけど。

・労働ではなく仕事がしたいのだ。これは誰に言っても分かってもらえないのだけど、頑張っても結果が見えない仕事が嫌だと言えば多少は伝わる。そんなに仕事を選べるほど能力のあるニンゲンではないとしても、10時間座ってばかりで、ただぼんやりしているだけの仕事とか、したいと思う?そういうこと。

・ぬーちゃんと暮らし始めて数ヶ月経ち、ここ最近は自宅で過ごしている。テレビって楽しい、冷蔵庫ってすごいな、電子レンジ便利だな、と毎日感嘆している。あとフライパンは炒めたりお湯を沸かしてパスタを茹でたりできるので、やかんより優秀だ。蓋とセットで5つくらい欲しい。

・それらの地味な感動が目的なのではなく、ただ単に冷戦中なので、気まずくて、ぬー宅に帰れていないだけなのだけど。

・先日もそうするつもりでいたのに、なんだか無性に愛でたくなって、一瞬だけぬー宅へ戻った。頭を撫でて頬を寄せて、でも嬉しそうでも悲しそうでもなく、物騒なものを抱えた時に見せるあの目を見たら、やっぱり独りで生きていかなければならないような気がして、自宅へ戻った。

・「会いたい」は、わがままなのだ。「一緒にいたい」も同じく。

・破滅へ向かうワシをどこまでも追いかけてくる。そんなところが好きだったな、などと思った。一方のワシはワシで、追い詰められた殺人犯のように、何もかも諦めたように力なく笑うのも好きだった。

・大体、口にさきいか、片手にビールを握っているのも好きだった。間違いないよ。目の前にあったら食べちゃうわよ。さきいかじゃなくて焼きイカだったら、もっと捗ってたわ。コンビニ各社は焼きイカを販売すべき。

・自分が死ぬときはこうでありたいと、今でも思う。逃げるつもりもなければ、逃げられないと知っている。死からも好きなものからも思い出からも。ただ力なく静かに笑って受け入れたい。

・そんなに大きなものでも難しいものでもないはずなのに、苦しんでしまうのは、ワシが求めているのものがどうしようもなく細かくて、元の大きさより膨張してしまうからなのだ。不安も虚しさも嬉しさも全て。だからこんなに落下する速度が早いのだと思う。もう追いつけないよ。誰か止めてくれ。って、誰に頼むつもりだ?

・「春の嵐」。いつか風が強い日にそう聞いた。今度ブログ作ることがあったら、タイトルでもなんでも使おうかな、と呟いた。「えっ、、」と固まった。きっと彼はもうそんなこと忘れてしまっていると思うから、今使っても何も言われることもないだろう。覚えていても何も言わないだろう。

・もし覚えていたら、ワシが嵐なのだと教えてあげたい。ひたすら周りを傷付けて、自分まで傷付いて、自分で自分さえも止められない嵐なんだと。どこかの海に不時着したら、いずれ消えてしまう。消える前に、ただ穏やかな風になって鳥や雲や木々と花と遊びたいって願ってただけの、本当に小さい嵐なんだって。